いつもと違う方の足から靴下を履く。
今の自分のこと好きですか?
本当はもっと、うまくできるのに!とか
こんなはずじゃなかった!とか、
変わりたいのに、なかなか前に進めない・・・。
今日の瞑想ヨガは、
いつもと違う方の足から靴下を履く。
なんか、履きづらい。
「いつも」がどっちかわからない。
無意識にできるようになっていることが
あまりにも多いことに気づく。
人間はすごいんだ。
いつだって生きていきやすいように最適化してる。
変化が難しいのは、今の生き方がベストだと
脳が決定しているから。
出かける前のいつもの習慣に目を向けて
意識的に変えるだけで感じるその違和感を感じ取って観てほしい。
一つの習慣を変えられたならば、
新しい挑戦や、変化のコツをつかんだことになります。
変化をするのが難しい理由
脳の仕組みで、ホメオスタシスというものがあります。
ホメオスタシス(homeostasis)とは、生体が変化をこばみ、一定の状態を維持しようとする働きのこと。「恒常性」とも呼ばれています。
ホメオスタシスに関わっているのは、自律神経系や免疫系、ホルモンを生成する内分泌系です。
たとえば、私たちは、周囲の気温が高くなっても、それに合わせて体温が上がったりしないですよね。そこには自律神経が機能していて、汗をかいて体温を一定に調節しているのがホメオスタシスの働きなんですよ。
心理学にもホメオスタシスがあって、「今のライフスタイルや環境をなるべく維持しよう」という心理のこと。
良い面は、私たちの生活に安定をもたらしてくれること。
これがなければ、せっかく海沿いに家をたてたのに、すぐに飽きて山に引っ越したいなぁと思うようになったり、落ち着きのない不安定な
生き方になってしまいます。
悪い面は、自分を変えたいとき、新しい挑戦をしたいとき、心理的ホメオスタシスが足かせとなってしまうことがあるんですよ。
せっかく始めた瞑想が三日坊主に終わってしまうのも、ダイエットがなかなか身につかないのも、ホメオスタシスが今まで通りの習慣を維持しようとするのが原因なのです。
そのため、「自分を変えたい」と考えているときは、ホメオスタシスをいかに「解除」するかが重要。
脳が現実だ!と決定づけていることを、そぉっと書き換えてあげるのが瞑想です。
「今」の状態を「ちょうどいい」としているのであれば、
いつもとは反対のことを想像したり、実践したりすることで「今」を壊していけます。
今を壊して変わりたい!と強く願うのであれば、瞑想をはじめることをおすすめします。考え方の癖、行動の癖を知り、自分の理想とする方へとホメオスタシスの働きを味方につけてくれます。
ぜひ、瞑想セッションにお申し込みください。